2016.1.23 チョイ投げデイソロ

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2016年01月27日 20:23



昨年の9月頃だっかな、Twitterで『チョイ投げオフ』を提唱しながら、山歩きにかまけてすっかり忘れておりました。

ここ数週間、海釣りに励むも釣果に恵まれず、アジングダメならエギング、エギングダメなら落し込み、と悪あがきしながら負のスパイラルに入っておりました。

ならば次は投げ釣りじゃ〜。

オフ会にできたらとTwitterやらLINEでご提案申し上げておき、この時期にチョイ投げで釣りができるポイントを探索したものの、かなり厳しい雰囲気。
おまけに大寒波がやって来るという天気予報になったもので、オフ会は延期としながらも、リサーチと称して暗闇を南に走るのでした。

この時期に釣りになるとしたら、水深がある場所か根周りか。カレイ釣りは煮え湯を何度も飲まされているから本命に据えるのは危険。
シロギスの顔が見られるかも知れないポイントとして白羽の矢を立てたのは三崎港。

平塚のかめや釣具店に寄って餌を調達、海沿いの道を西に向かって走りました。
この道をマイカーで走るのは久しぶりだなぁ。
結構な時間を要しましたが早く着いても必ず釣れるという確証がないので焦りません。

自宅から3時間弱で目的地、花暮岸壁に到着。予想どおり、寒いからか釣れてないからか、釣り人はまばら。




とりあえず端っこの方に陣取って、投げさお2本の仕掛を放り込んでから設営を。

設営ったって、テントやタープを張るわけじゃないっすよ、ローチェア、テーブル、クーラーを並べて、魚信を待ちながら酒を飲む、という趣向です。


吹く風は強くて冷たいけれど、上下とも風を通さないアウターを着てるから、ちっとも寒くありません。
体の中から温めてますしf^_^;)


釣果に過大な期待をしておりませんので、至って平和。殺気も感じられませんf^_^;)


いい気持ちになった頃に竿先をガンガン震わせる激しい当たりが!


反応が遅かったからかどうかわかりませんが、残念ながら巻き上げる途中でフッと軽くなり、正体を見ることはできませんでした(泣)

安いサラミをかじりながら飲んでましたが、さてそろそろやるか、と言うことで、MUKAストーブに点火して肴を。


お酒を飲んでいるので、車で移動するわけにはいきません。歩いて移動するのも面倒。なのでますますマッタリと飲んでしまいます。これがまた、いいんだよな〜

と、酔っ払いの目にもわかる当たりが竿先に!

結構な重さを伴って上がってきたのは此奴。


彼は通称アカメ、ヒガンフグだよね〜
ちゃんと捌ければうまいらしいけど、命と引き換えにする程の価値は見出せす、リリース。残念。


微妙な震えるようなアタリを出してくれたのは此奴。


天ぷらネタとしてメジャーな、メゴチくん。
うまい魚なんだけど、もうちょっとおっきければ捌く気になるんだけどな〜

塩鮭を平らげて、お次はコレ。


コロコロ転がっちゃうから、網で焼くのはよろしくなかったな。

あまりにも魚信が乏しくて、餌が減りません。なので、どんどん新鮮な餌に交換すべえと結構頻繁に巻き上げ...

すぐそこに投げ込んでいた竿が、重い。

あ〜ゴミ釣っちゃったよ〜

乱暴にすると糸が切れちゃうから、じわじわと巻き上げて...

あら?

また?

デッカイ此奴が足を広げて暗黒の世界からやってきました!


下針がなくなった丸セイゴ二本針仕掛にシロギス仕掛を継いでたんですが、すべての針が足に引っかかっていたので、バラすこともなかったみたい。

ちょうどお昼の時間帯。これでもう、ノルマ終了〜


新調した山クッカー角形で味噌ラーメンを。
袋麺がピッタリサイズなんですよ〜

と言いつつ、2匹目のなんとやら期待してタコが釣れた辺りに投げ込んでたらお星様が邪魔をしてくれる。


ここはファミリー向け釣り場みたいなもんですが、隅々まで知り尽くした本格派のキャスター出現。
で俄にアドレナリン放出され、使う予定がなかった27号並継投げ竿に遠投リールを取り付けて、久しぶりに渾身の力で投げましたけど、ダメだね〜5色が限界だな。

そのオーラを放つ方はスピンパワーDXに18号錘で天秤が見えなくなる6色を軽く投げてるんですよね〜
根本的にフォームと力の入れどころが違うんだよな〜憧れるな〜
竿とリール合わせて定価20万くらい。
私にはそこまで投資する資力も腕も欲もありませぬ。

ちなみに投げ釣り用の糸は25mごとに違う色に染められていて、仕掛がどれほど飛んだか、どれほどの距離で当たりがあったかが分かるようになってます。
6色は150mになります。凄いよね。

と言うことで暫く渾身キャストを繰り返しておりましたが、沖を横切る漁船が目に入らず渾身してしまい、道糸が沈む間もなくスクリューに巻き込まれ、力糸て道糸の結び目のところで切れてしまいました(泣)
あ〜全く初心者の域を脱してないf^_^;)

スピンパワーの方は釣れないと見切ってお帰りになりました。夕方またお越しになりましたけどね。

疲れてミスキャストした仕掛に懐かしい反応が出て、巻き上げたらようやく本日の本命!
小さいけど、シロギスが釣れました。


チョイ投げだから、こんなんも釣れます。
ハオコゼ。瀬戸内ではカナコギ。
ヒレの先に毒があるので素手で触ってはいけません。ラジオペンチで優しく挟んで針を外し、海にお帰りいただきます。


メゴチとクラカケトラギスのダブル。


イイダコも。でも久しぶりだったので種の同定ができず、白くなったり黒くなったり気持ち悪かったのでリリース。


その後、目の前に釣り船が帰港して並んでしまったので思うように投げられなくなり、酔いも覚めたので撤収!

帰路は三浦縦貫〜横横道路〜保土ヶ谷バイパス、横浜青葉IC手前から渋滞に逢い、途中にある釣具店で消耗品(力糸とシンカー)を補充して、午後7時前に帰宅。

大自慢しながらマダコを塩かけて洗って茹でて刻んでお刺身。


アラはサイダー煮。本当はコーラで煮ると身が柔らかくなるはずなんですが、サイダーじゃダメだったみたい。硬かったしぃ。


シーフードサラダは嫁が作ってくれました。ドレッシングで食すのも悪くないですよ。


トラギスとシロギスは天ぷらにしたかったんだけど嫁さんレンジが汚れると嫌がるので、潮汁になっていただきました。




タコは一晩では食べきれず、翌日曜日にタコ飯になっていただきましたよ。これも、なかなか。




自力で釣れないマアジをスーパーで買ってきて、娘らのためにタタキも作ってやりました。1匹だから、ちょっぴりしかない。


私が船釣りで釣ってきたアジをタタキにしてやると、娘二人どんぶり鉢山盛りのタタキが一人前。スプーンで掬って食べてたっけな〜

てな具合に家族には久しぶりに喜ばれましたf^_^;)

チョイ投げデイソロ、初めての試みでしたが、キャンプ場で何もせず飲んでるより充実した時間を過ごせました。なかなかいいですよ。
キャンプサイトで釣りができれば朝からフルスロットルで飲めるから、サイコーだろうなぁ。



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