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2018年05月25日

遭難しても生還するために

発表された当時から存在を気にしていた『ココヘリ』。

このたび踏ん切りをつけて申し込みました。

発表当時は、対象地域がかなり限定的で、今後拡大予定みたいな感じではなかったか...

2014年に『ヒトココ』という発信機・受信機が世に出て、2016年にヘリコプターで上空から捜索するサービスがリリースされました。

ココヘリの仕組みは、こうです。



ヒトココ発信機(子機兼ココヘリ会員証)を持ったハイカーが遭難した場合、あるいは予定に反して下山しない場合に、本人あるいは家族などがコールセンターに電話。

コールセンターは提携航空会社などに連絡。

提携航空会社は登山届に記載の山域にヒトココ受信機(親機)を積載したヘリコプターを派遣し上空から遭難者を探索。

位置確認したら警察などと連携して救助活動。

仕組みを正しく理解する上で、幾つかポイントがあります。

1.登山届が必須

親機を積んだヘリが子機に近づかなければ位置確認はできません。登山届が提出されないと山域が特定できずお手上げです。
家族など、何かあったら捜索の手配を頼む人には山行計画を知らせておく必要があります。

登山届について一言二言。

管理人は瑞牆山、白山に登った時に紙の登山届を現地で記入して提出した以外は、コンパス(Compass)を利用しています。瑞牆山の登山口で初めて警察の方から登山届の提出を促されて記入したのと、白山では計画していた登山口が車両通行止で急遽別ルートを使うことになったことによります。

コンパスは、ヤマレコ で作成した山行計画から必要な項目を抽出、追加して伝送できるので面倒がありません。登山口に着いたら出発時刻など確認して伝送しています。圏外だと伝送できませんから要注意。

紙の登山届って、何かあった時には警察が内容を把握するまでに相当の時間がかかるんじゃないかな。

登山届の受付場所に紙を取りに行く。有人とは限りません。
受付場所は1箇所とは限りません。
その中から1枚ずつ内容を見ながら該当のものを目検で探さねばなりません。
コンパスで伝送したデータから抽出する方が絶対に早いと思います。助かる可能性も違うんじゃないかな。

2.提携航空会社は救助まではしてくれない

救助活動が可能な航空会社は限定的とのことです。提携航空会社の役割は遭難者の位置確認まで。あとは警察や警察から依頼を受けた航空会社が救助活動をおこないます。



一部の警察ヘリにも親機は積載されるようです。道県てことは、東京都(警視庁)、大阪府、京都府は...

3.電波の特性を考えた子機携行、親機利用

子機が体のどの位置にあるかによって、親機による探索精度に差が出るようです。
取扱説明書には、なるべく高い位置、なるべく体から離すと記載されています。
リュックの奥深くに大切にしまっていたのでは宝の持ち腐れになりますね。帽子に取り付けるのがいいかもです。あとはリュックの雨蓋周辺とか。倒れても体の下敷きにならない位置を考えてみよう。

ネットで調べると、ヒトココの親機子機を実際に使ってみてどうだったかという情報がいくつかありました。

地上で親機を使った探索は非常に精度が悪いようです。

4.会費実質無料?



入会あるいは更新したら、ポイントがもらえます。ポイントは、専用サイトで親機や協賛会社であるミレーの商品(リュック、ジャケット、ヘルメット、ヘルメットホルダー)の購入に使えます。

管理人は親機の購入に使うかなと思ってますが、前記の通り精度がイマイチなので保留してます。

今週末、山梨にいますになる予定なので、子機を忘れずに持参しましょう。

お世話にならないのが一番ではありますが。



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